生理中のよもぎ蒸しについて、多くの人がよもぎ蒸しを行っても良いのか悩まれることでしょう。
身体に良い影響をもたらす一方で、その特定の時期には注意が必要な場合もあります。
生理中によもぎ蒸しを行う際の理由や避けるべきポイントについて、学んでいきましょう。この記事では、生理周期に合わせた健康維持や体調管理について記述しております。
生理中のよもぎ蒸しは大丈夫?
よもぎ蒸しは身体を温め、血行を促進する効果がありますが、生理中に行うことはあまりお勧めされてません。
特に生理初日から3日目など出血が多い時期は避けるべきです。
なぜなら、この時期は子宮内に古い血が排出される時期であり、よもぎ蒸しによって血行が促進されることで、排出が増えてしまう可能性があります。
ただし、生理終了直後によもぎ蒸しを行うことで、この古い血の排出を促進し、子宮内を清潔に保つ手助けをすることができます。このタイミングでのよもぎ蒸しは、デトックスやダイエットに効果的です。
生理中によもぎ蒸しをお勧めしない2つの理由
貧血が起こりやすい
生理中は体が敏感な時期であり、骨盤内の血流が増加するため出血量が増え、貧血などの体調不良を引き起こす可能性があります。よもぎ蒸し中にのぼせたり、貧血でめまいがしたりすることも考えられます。
体調不良を起こしやすい
生理中はホルモンバランスも乱れやすく体調が不安定になりやすい為、よもぎ蒸しによる血行促進が不快感を引き起こす可能性があります。
また、よもぎ蒸し中は汗が大量に流れる為、ミネラルなどが失われてしまい、生理中に必要な栄養や水分を失われてしまう恐れがございます。
生理前後はいつから行うのがベストか?
生理前は予定している2日前までに行うようにされると身体への負担も掛かりにくくお勧めです。生理前によもぎ蒸しを行うことは、リラックス効果による月経不順や自律神経が整うほかに、血流促進による生理痛緩和にも繋がります。
生理後は生理3日後など出血が無くなったことを確認できてから行うと良いでしょう。生理後によもぎ蒸しを行うことにより、子宮内に残った古い血(おけつ)の排出を促し、子宮の中をキレイにするサポートをしてくれます。